万人を惹きつける魅力がお菓子にはあるんです!

代表取締役

高柳 元一

MOTOICHI TAKAYANGI

「千客万来」を掲げて全てのお客さんを笑顔に
させるようなお菓子業界の風雲児になって欲しい

いくつになっても人ってお菓子が好きなんです。小さいお子さんからお年寄りまで、老若男女関係なし。世代関係なくお客さんが平等に楽しめるのはお菓子ならでは。私の好きな言葉は「千客万来」。その言葉のように、来てくれた多くのお客さんが喜んでくれる様子を見られるのは、お菓子業界に身を置く者として経営者冥利に尽きます。虎屋商事の核となる事業は菓子の卸売業ですが、会社設立当時の虎屋商事は小規模な小売業でした。卸売と小売、両方の経験があったからこそ、現在の多角的な事業展開に繋がったと思っています。もちろん、そういった新規事業への参入には幾多のご縁があり、そのおかげで虎屋商事の今があるのは申すまでもありません。

ストイックなこだわりも、美味いお菓子の前では無力
万人を笑顔にするお菓子のパワーで、日本を元気に!

食品と菓子。どちらも口に入れるものですが、実は似て非なるもの。そう虎屋商事は考えています。食品は人が生命を維持するために不可欠のものですが、お菓子というのは嗜好品なので、食べないからといってカラダに害が出るものではありません。しかし、やはり人が人である限り、お菓子は欠かせないものなのです。いわば「不要の要」、それがお菓子です。
ところで、例えば炭酸飲料で挙げればコカ・コーラ派とペプシ・コーラ派のような、人それぞれ譲れないブランドのこだわりってありますよね。コカ・コーラ好きな人でそれ以外の炭酸飲料を買わないくらい徹底されている方にはどんな美味しいペプシ・コーラを売り出しても買ってもらえないでしょうが、お菓子の場合、美味しければどんなメーカーが作った商品でも万人に売れるんです。お菓子で「俺は○○以外の菓子は買わない」なんて頑なな方はいないでしょう。そういうブランドという枠に囚われない、人を惹きつける吸引力がお菓子にはあります。

地域密着とは、すなわち人と繋がること人の想いを体現したお菓子を媒介にして
楽しみながらみんなをハッピーにしよう

虎屋商事が本社を構える川越は、首都圏の中心に位置しており流通の拠点として最適な立地です。また、有名な菓子屋横丁がありお菓子と関わりが深い街でもあります。先代である私の父が川越で菓子の小売業を始めたのも川越=お菓子という連想があってのことだったと思います。「地域密着」と言いますが、地域=土地ではありません。そこに住まう人々、そしてその地に根付く伝統や文化などと深く結びつくことが本当の地域密着型企業の姿だと確信しております。
私が大切にしていることは「仕事は楽しむ」という気持ち。会議も楽しみながら、和気藹々と進めるのが虎屋流。人の心を満たしてくれるお菓子を扱うのなら、扱う人間もハッピーな気分でいかないといけません。メーカーさんが心を込めて作ったお菓子を、消費者の皆さんに作り手の想いを一緒に乗せてお届けする。そのためには、まずなによりも笑顔が一番。メーカーと消費者を繋ぐ仲介者である虎屋商事の社員は、人を幸せにするお菓子で関わる人たちに笑顔をお届けします!

虎屋商事が求める人材は、第一に「食に興味のある人」。食べるということは本能的な行為ではありますが、そこに楽しさを求める。そういった発想の出来る人なら、お菓子の良さを引き出してくれるはずです。また、会社として一体感を持って仕事をする上では「価値観」の共有も大切でしょう。もちろん、社員全員が1から100まで全く同じ価値観を持つ必要ありません。全員寸分たがわず同じなんて怖いですし、それこそ個性がなくなってしまいますから。少しでも価値観の一部が会社とかぶっていることが大事。いろんな価値観の人が集まって、目指すところは同じという形が理想です。最初の面接でその人のことが全部わかるはずもない。何年か接していて初めて見えてくる点もあります。「意外とこういう強い一面があったんだな」「無気力そうだったけど、実はこんなに熱いんだ」。やはり人は仕事で揉まれて変わっていくものです。考え方や判断の基準など、若い人が試行錯誤しながら人間として成長していってもらえたら、私としても非常に嬉しいですね。

自身の人間性を武器に自身のキャリアアップを目指す
そんなバイタリティ溢れた方よ、虎屋商事に来たれ!

虎屋商事の未来、そして未来の虎屋商事を担うであろう若い人材について、最後に高柳社長にお話を伺いました。
虎屋商事は今年で創立68年。先代の時に40周年式典を行ったそうですが、50周年、60周年ともにこれといった行事はせず終いだったとか。それは「◯周年おめでとう」というのではなく、虎屋商事は常に変化していかないと思っているから。どんな風に変わっていくか? その変化の方向性は、やはり日々の本業を地道にこなすことによって徐々に見えてくるものなのでしょう。高柳社長にとって本業というのは「お菓子に関わるすべての事業」を指しているそうですが、決して欲張りな訳ではなく「未だお菓子への興味が尽きないだけ」だからだそう。そういった強い興味や関心に加え、この仕事はベースとしての人間性が問われます。なぜなら、誰かの役に立つことに喜びを感じられるような、サービス精神や誠実さが大切な要素になってくるから。その上で己の知恵とセンス、そして行動力を武器に自らの仕事を創造していく。だから「一攫千金を狙うような派手さを求めている人には、この仕事は向いていない」と高柳社長は言います。もちろん、個人のキャリアアップを否定している訳ではありません。現に虎屋商事では、従来の年功序列型でなく、実力主義の人事を実行しつつあるとか。そこでは出来る人が公正に評価されます。むしろ、自分のキャリアは自分で切り拓くというくらいの、自立した人材こそ今求められています。やりたいことがあるなら、どんどん手を上げるべき。そして人々にどんな夢を与え、また自分自身どんな夢を実現したいのか。そんな夢の1つや2つを心に秘めた人を虎屋商事は心から待っています。

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